印傳屋の中では珍しい、2色の漆付けによるバイカラーの「庵 いほり」。
ベースは濃紺の革地に黒漆の瓢箪模様。
その落ち着いた雰囲気の中に、白漆でコントラストを添えました。
エッジーなデザインの印伝がさりげなく小粋な演出を魅せながら、
大人の装いをよりシックに仕立て上げます。
落ち着いた紺地がベースの「庵 いほり」は、
和装はもちろん、ふだんのさまざまな装いにも合わせやすいメンズライン。
シックな大人のコーディネートに調和しながら、粋なコントラストがさりげなく際立ちます。
黒漆と白漆のバイカラーのバランスは、アイテムによって異なります。
例えば「庵 いほり」シリーズの中で最も小さいキーケースは、
表面に見える中蓋の白漆が顔を覗かせたり。
ほかにも名刺入れ、札入、束入れなど、アイテムならではの表情もチェックしてみてください。
印伝は時とともにその人ならではの深みが増していくものです。
漆の表情が冴え、黒と白の色艶がそれぞれ深まっていく。
その味わいをお愉しみいただけます。
古くからお守りや魔よけとして用いられた瓢箪(ひょうたん)。
豊臣秀吉が馬標に用いたことから立身出世や成功に、
また、実が鈴生りに付く様子から子孫繁栄に繋がると言われ、
吉祥模様として人々にもてはやされてきました。